私たち「おの小児科」は「全ては子供たちにために」を理念とし、子供たちに一番良い治療を一番近道でご提供するよう心がけています。可哀想と思われるかも知れませんが、時には血液検査やレントゲン検査、鼻や喉に棒を入れる検査なども必要で、適切なタイミングで行っています。ただし、これも出来ます、あれも出来ますと、大風呂敷を広げた様な診療は一切行っておりません。つまりは、決してクリニックレベルで無理をしないという事です。例えば、少しでも通常とは違う症状の経過であったり、普通なら効果があるはずの治療が効果的でなかったりした場合は、大きな病院へ迅速に紹介させて頂いています。何とか大きな病院へ行かずに済まないか、何とかして入院を回避できないか、この治療もしてほしい、こんな症状も診てほしい、などなどご要望やご意見があるのは承知しています。でも、それをお引き受けする事が結局、皆様のお子様に不利益になる場合が多々ありますし、そうした無理(無茶?)な医療の果てに当院に辿りつく子供たちも大勢います。私たち「おの小児科」はそうした事を可能な限りゼロにしたいと考えています。これも診る、あれも診る、これも出来る、あれも出来る、それは素晴らしい事で医療の理想だとは思います。ですが、身の丈に合わなくなった時点で、それらの行為にはリスクを伴います。出来ることは可能か限り全力で行いますが、それらすべては「おの小児科」の身分相応な医療であることをどうかご理解頂きたいと思います。子供のことなら、何でもOK、もちろん遠慮は要りません。当院は全力で皆様のお子様のサポートをして参ります。くどい様ですが、クリニックレベルで出来る範囲の最高の医療提供を私たちは提供し続けたいと考えています。